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マナー(未来の紳士・淑女のために 余談)

先日レディーファーストの話を書きましたが、日本に戻ってきて体験したちょっと困った話を。

とあるメーカーで働いていた時、北米エリア担当の常務とエレベーターが一緒になったことがありました。常務の方はスタッフと一緒に途中の階から乗り込んできて、一緒に役員フロアで降りることになったのです。

私は“お先にどうぞ”というしぐさをしたのですが、常務さんは私に先におりなさいとおっしゃる。
(私の心の声“常務はアメリカ生活長かったらなあ。でも私が先におりたらそれはそれで…スタッフの人たちもいるし…、ここ日本だし…”)結局私は(当時真面目だったので?)、常務に“お先にどうぞ”と言い、常務が“いいんだよ”と言う、というのを2度ほど繰り返し、結局常務に先に出ていただきました。

入社当初の頃の生意気ばっりばりの帰国子女の私だったら、当然のようにササっと先に出ていったと思うのですが、やはり国際企業と言えども、日本のカイシャだというのが分かっていた中堅社員としては、そのあと同じ席で会議ということもあり、おとなしくしていたのでした。

こういう時の対応って難しいですよね?

mm

マナー(未来の紳士・淑女のために その2)

私がドイツで暮らしていた頃です。日本でいう中2、つまり14歳ぐらいになると、男の子たちにレディーファースト的な扱いを受けてドキっとしたことがあります。誰かの家に遊びに行くと、男の子がコートを脱がしてくれたり、着せてくれたり、ドアを開けてくれたり。こちらも大人のレディになった気分がして、なんだか恥ずかしウキウキでした。

大人になってドイツやオランダに行った時には、男性がエスコートしてくれるのを自然に受けていましたが、でも、あの青春時代の恥ずかしウキウキは、今でも忘れられません。

さすがに我が息子たちにそこまでやれ、とは言いませんが、でも一応は知っておいてほしいので。エレベーターに乗った時に、“あのさ、ドイツなんかではエレベーターを降りる時は女性が先なんだ”とか、レストランで食事する時に、“海外では椅子は男の人がひくんだよ”などと、こそっとつぶやいて脳にすりこませています。母の野望:レディーファーストが自然にできる男性になってほしい!
(日本人の大人の男性が日本でレディーファーストを真面目にやったらそれは浮くと思います。でも、欧米に行った時に自然にできたら素敵だし、それに、欧米の女性に対しても失礼になりませんしね。)

しかし、女性の自立が進んでいる国なのに、なぜレディーファーストは残っているのでしょうか?女性よりも男性のほうが、“不平等だ”と思わないのですかね?息子たちが海外に行くころには時代が変わっていて、もう椅子なんかひかなくなっているのかもしれない?!

mm

マナー(未来の紳士・淑女のために)

国際性というよりは、一般常識、なのかもしれませんが・・・。海外に旅行する時に、“フォークやナイフはどっちから取るんだっけ?”“パン皿はどっちのが自分の?”なんて思われた方もいらっしゃると思います。大人になってマナーの本を読めばわかる、と言えばそれまでですが、はしの使い方と一緒で、小さい頃から練習していたほうが、自然にフォークやナイフを使えるし、それに、使い方に気を取られないので美味しく食べられます。

我が家は、親が美味しいレストランでゆったりと食事をしたい!!という下心があって、小さい頃から子どもたちにナイフとフォークを使って食べる習慣を身に付けさせました。と言っても、別に作法を学ぶ、というのではなく、普段の食事のときにナイフ・フォーク・スプーン、ナプキンなどを出して食べるようにする、という感じで気楽に。

気付いた時でいいので、家でハンバーグを食べる時にでも(この際、ライスも一緒にお皿にのせるのでもいいので・・・洗いが楽なワンプレート!)ナイフ・フォークを出してキコキコと家族で食べてみてはいかがでしょう?
パスタを食べる時にズルズルと音をたてないということも、いちいちうるさく言わないで“今日は高級レストラン風に食べてね”と言って遊び気分で子どもに教えていくと、楽しく食べ方を身に付けることができると思います。
パスタは同じ麺でも実は日本のラーメンやそばとは食べ方がちょっと違うんですよね。口に入る分をフォークにまいてパックンと口に入れると音は出ません

確か、音を出して食べないとマナー違反という国もあったと思いますので、私のお話はあくまでも西洋料理という範囲のこと、ということでお願いしますね。

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ほめ言葉「ステキな注意の仕方、Noの言い方」

XXIV ステキな注意の仕方、Noの言い方

 子どもがちょっと無理なこと、例えば

「おかあさん、あのお池に入ってお魚、つかまえてきてもいい?」

「今日は学校を休んで、プールに行こうよ。」

「カレーライスを食べる前にデザートのイチゴを食べてもいいでしょう?」

等と言ってきたときに、

「いけません!」

「何を言っているの、だめよ!」

と言わずに

「I don't think it is a good idea, why don't you.......」

「あんまり良い考えじゃないと思うけど、こうしたらどう?」

 英語圏の人はこういう言い方をします。直接否定するわけでもないので、子供もすんなり納得、ステキだと思いました。

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ほめ言葉「Excellent!! 楽しく、生き生きと・・・」

XXIII Excellent! 楽しく、生き生きと・・・

 モダンダンス(or コンテンポラリーダンス)の勉強をしたい為、、New Yorkの Martha Graham School of Contemporary Danceに留学していた時のことです。日本でのダンスクラスでは誉められるよりも「我慢して!」「頑張れ!」という言葉が多くつかわれていますが、アメリカでは「Beautiful!」「Fantastic!」「Wonderful!」「Great!」「Very Good!」「Terrific」など、本当に多くのほめる言葉がクラス中に響き渡っていました。結果的に、私自身、多くのことを誉められながら、大きく動けるようになり、技術的にはニューヨークのレベルのほうがはるかに高いのに、「楽しく、生き生き」とレッスンができ、すごいスピードで上達することができました。これは日本ではなかなか体験できないことでした。
 今現在、音楽大学のバレエコースの講師をしていますが、日本の多くの若い人たちに、私が味わったこの素晴らしい経験をしてほしいと思い指導しています。
 ほめること(ほめ言葉)は、本当に、その人の本来持っている力を引き出す、魔法のようなものだと思います。

ほめ言葉「Little? Japanese girl」

XXII Little ? Japanese girl

 もう何年も前のことです。 私自身のアメリカンスクールの卒業式で、振袖を着ました。父の仕事の関係で海外に出てほぼ2年、学校自体は楽しくて良かったのですが、いろいろなストレスでかなり太り、肌も荒れて、かっこ悪い自分が嫌いになっていました。もちろん外人と比べたって、スタイルなどで勝てるはずもありません。ところが、その卒業式で、みんなに「You are beautiful!」「Wonderful!」「You, pretty little Japanese girl!」等と誉められ、先生たち、PTAのお母さんたちにぎゅうぎゅう抱きしめられキスされました。その時、日本人にはこういうスキンシップが足りないのかもしれないと思いました。
 そして、また私は西洋の人間ではない、日本人なのだから、これでいいのだ、誇りを持ってこの西洋で生活していこうと思いました。

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ほめ言葉「good try!  結果がどうあれ・・・」

XXI Good try! 「結果がどうあれ・・・」

 上の子は渡米した時中学3年生で、それこそ毎日が英語との格闘でした。そんなある日、首をかしげる先生にお願いして、テストをみなと同じように受けさせてもらいました。でもやはり 四苦八苦、「ほら無理だったでしょう」と言われると思って落ち込んでいた子供に、先生はにっこり笑って、「Good try! Keep going!(よく頑張りましたね、その調子ですよ)」とおっしゃり、次のテストからは当然のように問題用紙を配ってくださったそうです。
 「アメリカの先生は努力をしないことには厳しいけれど、努力をしていれば、結果はどうあれその努力を認めてくれる。」というのが、高校を無事卒業した時の子どもの感想でした。

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ほめ言葉「やる気!が大切」

XX やる気!が大切

 息子が7年生でブリティッシュスクールに転入した時のことです。ただでさえおぼつかない英語の授業に加え、第一外国語、現地語のドイツ語を取るかどうかの選択を迫られました。長男は無謀にも両方とも選択すると先生にお願いしてしまいました。その後の個人面談で、先生は「できるかできないかは別にして、やってみたいという彼の意欲を誉めてあげましょう。意欲があるということはすごいことですよ。無理だったらその時また考えればいいでしょう?心配しないで!」
 このようにして、彼は励まされ、誉められ、それから三年間、三か国悟の単位をしっかりとることに成功しました。

ほめ言葉「「耳がいいわね」

XIX 耳がいいわね

 私が中一の秋にドイツのインターナショナルスクールに転校しました。インターでは、中学に当たる7年生から外国語として、ドイツ語とフランス語の勉強が始まります。英語すら満足に話せないのに、他の言語なんて・・・と授業では全く話せない状態が続きました。
 そんなある日、フランス語の先生は私とすれ違うと「おはよう、元気?」とフランス語で話しかけてくれました。そして私が答えると「あなたは耳がいいし、発音もうまいわ。だからもっと自信を持って大きな声で話してみなさい。」と勇気づけてくれました、それ以来、憂鬱だった授業も少しずつ楽しくなり、皆の前で文章を読むこともあまりためらわなくなりました。
 
              耳がいいわね

外国で見つけた素敵な言葉 2

 外国で見つけた素敵な言葉 2 

There is just one way to bring up a child in the way he should go, and that is to travel that way yourself.

 親自身の生き方を見て、子どもは自分の進む道を見出す。

                             

When angry, count ten before you speak; if very angry count a hundred.


 怒っているときは、口をひらく前に十数えなさい、もしすごく怒っているのなら、百数えなさい。
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