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ほめ言葉「心のこもった成績表」

XVI こころのこもった成績表

 4月にニューヨーク郊外へ転校して6月に学年が終わるため、6年生だった息子には成績がつきませんでした。その代わりに担任の先生から手紙を頂きました。

 「毎日教室で真剣に授業を聞いていたこと、ベストを尽くしてできることをしていたこと、短い期間だったにもかかわらず彼なりに英語力が進歩したこと」などを伝えてくださり「これから更にできるようになると信じています。」と励ましの言葉で結んでありました。どんなに親子で力づけられたかしれません

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「三角ベース」 ビジネスマンの心のファイル

LIFE IS A BALLGAME

  T-GALメンバーの福田晴好さんが「三角ベース」というタイトルの本を文芸社より出版なさいました。福田さんは、現役中ベルギー、スイスでの駐在経験があり、ジャガージャパン社長を最後に現役を終え、その後は社会人講師として、企業、大学、高校などで「国際理解」の講演活動をなさっています。また2002年からは千葉国際高校で「国際理解」特別講師を務めています。

  「三角ベース」は福田さんが若い頃からずっと日記の形で書きためてきた原稿を、担当編集者の目で選び1冊の本にまとめられたものです。「三角ベース」というタイトルからも分かりますが、野球大好きな福田さんの「野球にまつわる話」に始まり、家族のこと、仕事のこと、趣味のこと、海外生活のことなどなど多種多様な題材が、国際経験豊かな福田さんの視点で語られています。

  気持ちを共有できる内容が多く、私は過去を思い出したり、ほろりとしたり、にやっとしたり、胸が熱くなったりしながら、読み終えました。私が中学生の時に利用したグランドのことが題材に取り上げられている章もあり、あまりの懐かしさに、しばし時間旅行を楽しんだりもしました。

  非常に装丁がきれいで優しく穏やかな色調の表紙です。手元に置いて、ふとしたときにぱらぱらとめくってみるのが楽しい本だと思います。


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 「三角ベース」に興味をお持ちの方は、「文芸社」のHPから、「三角ベース」か「福田 晴好」で検索してくださいね。

by エミリン
[ 2012/02/25 19:06 ] おすすめの本 | TB(-) | CM(0)

NZ地震から1年 クライストチャーチの大聖堂

 ニュージーランド南島の大地震から、今日で、ちょうど1年。
その直後の東日本大震災の方が被害も大きく、遠いニュージーランドのことは、つい忘れがちでしたが、2月22日だったのですね・・・。
日本の方も大勢犠牲になられました。改めて、亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

 被害の大きかったクライストチャーチ中心部は、縮小されたとはいえ今でも封鎖されているところもあるとか。大きな余震も頻繁にあったのですね。

 ニュージーランドには、一度行ったことがあります。シンガポールからだと日本国内からよりは手軽に行けるので、子ども達の休みにクライストチャーチとその周辺に何日か滞在しました。

 クライストチャーチは、舟遊びも出来るエイボン川、広大なハグレー公園、煉瓦造りの古い建物も多く、美しい街です。街の中心にある大聖堂は、煉瓦造りで美しい建物。クライストチャーチのシンボルのような存在です。

 ひんやりとした空気の聖堂内に入ってみると、とても広くて何列にも木製の椅子が並べてありました。その椅子には、すべてニードルポイントが美しく施された小さなクッションが置いてありました。信者の女性達の作品だと、すぐに分かりました。さすがにニュージーランドは、住んでいるのが人間よりも羊の方が多いというお国。カラフルな毛糸の刺繍で埋め尽くされたクッションは、どれも美しく、全部の椅子を見て歩きたいぐらい!今にして思うと、何故写真を撮らなかったのか、不思議です。

 大きな被害を受けた大聖堂、昨年の地震では、正面の大きな薔薇窓は無事だったのに、12月にあった大きな余震で、崩れ落ちてしまったそうです。

 毛糸好き、手芸好き、またそうでない人にも魅力的な街。
早く復興が進んで、以前のような落ち着いたステキな街に戻りますように。

ku 

ほめ言葉「Nice challenge」

XV Nice Challenge

小学校6年生の時にニューヨーク郊外の現地校へ転校した息子は、教室では言葉がわからず、年齢的に無邪気に遊びから仲間に入って行かれなかったので、相当なストレスを感じていたようです。

 そんな時、地域の野球チームでお揃いのTシャツを来てプレーすることで、息子はどんなに救われたでしょうか。

 お父さんがコーチをし家族そろって応援に出かけていく試合の様子は印象深いものでした。

 三振した子どもに「グットアイ!(よくみたね))」エラーをしても「ナイスチャレンジ(よくやった)」
と周囲の大人たちが口をそろえて声をかけてくれました。試合に負けたとき、コーチは両手を広げ子どもたち皆抱きかかえるように迎え入れ「グレイトゲーム(いい試合だったぞ)」とほめてくれました。素晴らしいプレーをして勝ったときは、さらにほめられたことは言うまでもありません。子供たちはのびのびと胸を張って楽しく野球をしていました。

ジェニファー

XIV ジェニファー

小3の息子のクラスに行くと、調べてきた動物について発表していました。一人が書いてきたレポートを読むのを聞いて、他の子供たちは驚いたり笑ったりしながらメモをとっていました。3人目に女の子が出ていくと、突然先生が
「さあ、皆さんジェニファーです!持っている鉛筆を置いてちょうだい。わかっているわね? ジェニファーの声は小さいから、みんなは全神経を集中して聞くのですよ!」

そしてジェニファーには、やさしい声で

「あなたの一番大きな声で発表してちょうだい。」とおっしゃいました。

 精いっぱいの声で話すジェニファー。一生懸命に聞くみんな。

 発表が終わった時先生は目を大きく見開いて、両手を広げて「皆さん、聞きましたか?」と興奮した声で言いました。
 
 子どもたちも飛び上がらんばかりに「よく聞こえた!いつもよりずーっと大きな声だった!」と口々に叫びました。まるで、今まで口を開けなかった子が初めて言葉を発したような喜びようでした。人それぞれが持っている力は違う。その人なりに努力をしたら、それを思いっきり誉める。そんなアメリカの良さが解る出来事でした。

ほめ言葉「ミキちゃんの笑顔」

XIII ミキちゃんの笑顔 

 息子が通うトロント郊外の小学校に、まだ英語が全く分からないミキちゃんがやって来ました。先生もお友達も大歓迎してくれましたが、授業もほとんど理解できませんし、とても恥ずかしがり屋です。先生は「まだ英語ができないのは当たり前のことです。今はミキが楽しく学校に通えることが一番です。それに見て!なんて可愛い笑顔でしょう。私たちが毎日ミキの笑顔を楽しみにしているんです。」心配していたお母さんはホッとしました。隣で聞いていた私は、こんなほめ方があるんだと感心しました。
 ミキちゃんは相手の言うことを理解できない時や、どうして良いのかわからないときに微笑んでしまうのです。「笑ってごまかすのは良くない」と日本の先生から注意を受けていましたが、カナダの先生はほめてくださいんした。
 その後も先生のほめて育てることが大事という姿勢は変わらず、ミキちゃんは喜んで学校に通い、目覚ましく英語ができるようになりました。
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