T-GALほっと通信

海外体験を地域で活かす―Think Globally, Act Locally!
T-GALほっと通信 TOP  >  ほめことば"YOU CAN DO IT!"

ほめ言葉「心のこもった成績表」

XVI こころのこもった成績表

 4月にニューヨーク郊外へ転校して6月に学年が終わるため、6年生だった息子には成績がつきませんでした。その代わりに担任の先生から手紙を頂きました。

 「毎日教室で真剣に授業を聞いていたこと、ベストを尽くしてできることをしていたこと、短い期間だったにもかかわらず彼なりに英語力が進歩したこと」などを伝えてくださり「これから更にできるようになると信じています。」と励ましの言葉で結んでありました。どんなに親子で力づけられたかしれません

                 IMG_4378-10.jpg

ほめ言葉「Nice challenge」

XV Nice Challenge

小学校6年生の時にニューヨーク郊外の現地校へ転校した息子は、教室では言葉がわからず、年齢的に無邪気に遊びから仲間に入って行かれなかったので、相当なストレスを感じていたようです。

 そんな時、地域の野球チームでお揃いのTシャツを来てプレーすることで、息子はどんなに救われたでしょうか。

 お父さんがコーチをし家族そろって応援に出かけていく試合の様子は印象深いものでした。

 三振した子どもに「グットアイ!(よくみたね))」エラーをしても「ナイスチャレンジ(よくやった)」
と周囲の大人たちが口をそろえて声をかけてくれました。試合に負けたとき、コーチは両手を広げ子どもたち皆抱きかかえるように迎え入れ「グレイトゲーム(いい試合だったぞ)」とほめてくれました。素晴らしいプレーをして勝ったときは、さらにほめられたことは言うまでもありません。子供たちはのびのびと胸を張って楽しく野球をしていました。

ジェニファー

XIV ジェニファー

小3の息子のクラスに行くと、調べてきた動物について発表していました。一人が書いてきたレポートを読むのを聞いて、他の子供たちは驚いたり笑ったりしながらメモをとっていました。3人目に女の子が出ていくと、突然先生が
「さあ、皆さんジェニファーです!持っている鉛筆を置いてちょうだい。わかっているわね? ジェニファーの声は小さいから、みんなは全神経を集中して聞くのですよ!」

そしてジェニファーには、やさしい声で

「あなたの一番大きな声で発表してちょうだい。」とおっしゃいました。

 精いっぱいの声で話すジェニファー。一生懸命に聞くみんな。

 発表が終わった時先生は目を大きく見開いて、両手を広げて「皆さん、聞きましたか?」と興奮した声で言いました。
 
 子どもたちも飛び上がらんばかりに「よく聞こえた!いつもよりずーっと大きな声だった!」と口々に叫びました。まるで、今まで口を開けなかった子が初めて言葉を発したような喜びようでした。人それぞれが持っている力は違う。その人なりに努力をしたら、それを思いっきり誉める。そんなアメリカの良さが解る出来事でした。

ほめ言葉「ミキちゃんの笑顔」

XIII ミキちゃんの笑顔 

 息子が通うトロント郊外の小学校に、まだ英語が全く分からないミキちゃんがやって来ました。先生もお友達も大歓迎してくれましたが、授業もほとんど理解できませんし、とても恥ずかしがり屋です。先生は「まだ英語ができないのは当たり前のことです。今はミキが楽しく学校に通えることが一番です。それに見て!なんて可愛い笑顔でしょう。私たちが毎日ミキの笑顔を楽しみにしているんです。」心配していたお母さんはホッとしました。隣で聞いていた私は、こんなほめ方があるんだと感心しました。
 ミキちゃんは相手の言うことを理解できない時や、どうして良いのかわからないときに微笑んでしまうのです。「笑ってごまかすのは良くない」と日本の先生から注意を受けていましたが、カナダの先生はほめてくださいんした。
 その後も先生のほめて育てることが大事という姿勢は変わらず、ミキちゃんは喜んで学校に通い、目覚ましく英語ができるようになりました。

ほめ言葉 「Yes, you do!!」

Ⅻ 「Yes, you do!」

小学校2年生だった子どもの宿題に、短文を作るというのがよく出ました。doを使った分を作った時、子供なりに考えて
「I do my best.(私はベストを尽くしています)」
と書いて出したところ、先生がその横に、「Yes, you do!!(その通りですね!!)」と書いてくださいました。
その時の子供の笑顔は今もよく覚えています。

yes, you do!

ほめ言葉 「Excellent! Wonderful! Fantastic!」

Ⅺ Excellent! Wonderful! Fantastic!
 
 渡米してすぐに、当時小学校2年生の娘はアメリカ人の先生にピアノを習い始めました。まだ全く英語がわかからなかったので、私がピアノのすぐ横につき、通訳をしました。先生は娘が一曲弾くごとに「Excellent!」「Wonderful!」「Fantastic!」を連発し、私はどう訳しわけたらいいものか戸惑ったものでした。でも特に訳さなくてもなんとなくニュアンスが娘にも伝わり、いつもとても気持ちよくレッスンを受けることができました。
 2か月もすると、一人でレッスンが受けられるようになり私の出番はなくなりましたが、あの三つの言葉は娘ばかりでなく親である私をも励ましてくれた素晴らしい言葉だったように今では思えます。


                          IMG_3995-10-t-gal_20111201222312.jpg

ほめ言葉「僕、本当は算数得意なんだよ」

Ⅹ. 僕、本当は算数得意なんだよ

  息子は日本で言うと2年生の時、ドイツのブリティッシュスクールの4年生に転入しました。授業に参加した最初の日、迎えに行きますと、息子は疲れきった顔をしていて、先生も困った顔をしています。「お母さん、彼は日本の学校で算数はどのくらいのところまでやってきましたか?彼はなにもわかっていないので最初からやるしかないかもしれません。日本の算数は進んでいるはずなのですが・・・」私はハッとしました。「先生、明日は算数の問題を、紙に数字で書いてやらせてみてくださいますか?彼は掛け算も割り算もできるはずなんですが、口頭で言われると英語で何と答えていいかわからなくて黙ってしまうんだと思うんです。」
  次の日、息子はクラスの誰よりも算数は進んでいることが判明、よく解らないけれど英語で誉められたらしいと大変満足していました。また新しいクラスで早々と市民権を得たのでした。

ほめ言葉「うれしかった一日」

Ⅸ. うれしかった一日

  娘のクラスで、自分の家族のルーツを調べて一人ずつ発表することになりました。
  でもアメリカに来て3カ月の娘は、まだ英語がうまく話せません。先生と相談をして、親が子供の文章を英訳してカタカナをふり、それを読ませました。読み終えた娘を先生は抱きしめてほめてくださり、親にも「I'm proud of her.」と手紙をくださいました。
  娘にとって、とてもうれしい一日でした。

              IMG_4167-10.jpg

ほめ言葉「カーネギーホールでリサイタル?」

Ⅷ.カーネギーホールでリサイタル?

  渡米して3週間くらいたった頃、小学校1年生のクラスに編入した娘が、ほとんど訳もわからないまま学校のタレントショーのオーディションにピアノで出場しました。クラス単位のオーディション、学年単位のオーディションと進み、幸運なことに最終的に全校規模で行われるタレントショーに出場することができたのです。演奏した曲は[人形の夢と目覚め]。娘が弾き終わると、担任の先生と隣のクラスの先生が私のところに来てくれて「素晴らしい演奏だったわ。彼女は大きくなったらカーネギーホールでリサイタルをするようなピアニストになるに違いない。」とおっしゃるのです。アメリカ流の大げさなほめ言葉にまだ慣れていなかった私は。「Thank you.」というのがやっとでした。

  ピアノを弾いたことで娘はたくさんの人に名前を憶えられ、自信を持って学校生活を送れるきっかけになりました。

ほめ言葉「衿に勲章」

Ⅶ 衿に勲章

  子どもたちは、学校で何か良いことをしたり、ほんの数ページの国語や算数のテキストやドリルが終わるたびに
「Aki finished her red book, Well done Aki.」
など、その理由が書かれた紙を衿に貼ってもらいます。

  そのシールを見つけると、すれ違う先生方や、お迎えの時に出会う同級生のお母さん達が、みんな何かしら声をかけて「すごいわね。賢いわね。」などと言ってくれます。

  一週間に1~2回シールを貼ってもらうので、どの子もちょっとした親切や、ほんの小さな課題をクリア―することで、たくさんの人に声をかけてもらえるのです。ほめてもらった子どもたちはどの子も誇らしげでした。
  そして、ちょっと照れたような笑顔を見せてくれました。


             衿に勲章
ようこそT-GALブログへ
T-GALは、海外生活を体験したメンバー達が、海外で得た体験を活かしたいと立ち上げた会です。  国際理解教室、講演会、世界のレシピ集作成、冊子の発行など多様な活動を行っています。
下記より、T-GALのHPに移動できます。
訪問者数
2013.6.12~
カレンダー